今日の竹とんぼ。ひいな自慢

今日の竹とんぼの会は、自分が持っているお雛様の自慢大会だった。みな一人一品ずつ持ち寄り、お雛様を紹介した。

 


下総人形 松本節太郎作 紙雛(男雛だけ)

まだまだ少ないが、私も収集した郷土玩具の中にお雛様があるか探して持っていった。あったお雛様は一つだけで、紙雛の男雛がひとつ。女雛はいない。

以前、竹とんぼの会で購入したもので、その時から男雛だけだった。女雛いないのに、なぜこれを買ったんだろうか。なんとなくいいな〜と思ったのと、ひとつコロンと寂しそうだったのと、裏に下総と産地が書かれていたから買ったのだった。でも買ったら満足して、すっかり忘れていた。

 

下総と言えば一代で終わった下総人形。故•松本節太郎さん。有名な人だ。101歳で永眠するまで創作を続けられた。長生き。芸術家のイメージ。いろいろ憧れる。

 

私が持っていた男雛はこの松本節太郎さんの下総人形の紙雛。よくよくみてみた。


下総人形の紙雛は通常小さい雛段に立っている、立雛。顔は泥製のものと張り子の2種類あったようだ。着物の模様は、鳳凰、梅、松竹梅、鶴亀、絣などがあった。

紙雛は全国にいろいろあるけど、色使いも柄も独特で凝っている。どれも微妙に袴の色や顔の表情が違う。私が持っているのは梅の柄だ。泥の小顔はかわいい表情している。

 

いろんな人の所へ買ったり買われたり、運ばれるうちに、男雛と女雛は離ればなれになったようだ。切ないね。でもなんだかおかしい。ひとりぼっちの男雛。

寂しかろうに。

今度、私が女雛を作ってあげようと思う。

 

 

節太郎さんの作ったものはインターネットギャラリーで見れる。

こちら→http://www.optik-shimizu.com/gallery.htm

 

郷土玩具の会員でもあった節太郎さん。竹とんぼに一回だけ原稿を書いている。

節太郎さんのことば。興味がある人は読んでみそ。

こちら→http://www.optik-shimizu.com/galleryinta5.htm

 

節太郎さんのこと、もう一度読み直した。職人…芸術家…職人…。いろんな気持ちがぐるぐるして。どっちもなんだろなぁ。どっちも。勝手に分かった気でいる。

 

節太郎さんの最終作品「雨だれ」衝撃のかわいさよ。ドキッとした。

「雨だれ」→http://www.optik-shimizu.com/galleryinta4.htm

 

 

ぐるぐる長生きしたいな〜

 

 

 

 

竹とんぼとは→日本郷土玩具の会のこと。郷土玩具の蒐集、研究、保存、普及と育成を図ることを目的とする会。昭和16年発足で、郷土玩具の同好会の中では日本で最も古い組織体。例会は月一回行われていており、郷土玩具について書かれた会誌「竹とんぼ」を定期的に発行するなど、大変活動的な会。毎回、集めた郷土玩具を持ち寄り、その場で売ったりもしている。